葬儀に参列する際に手袋をしていっても良いのかで悩む人も多いのではないでしょうか。防寒のために着用していくものは、会場に入る時には取るべきですが、ふさわしいものならば非常識にはなりません。色は黒でフォーマル用のものを身につけるようにしましょう。
しかしその場合でも焼香の際には必ず外さなくてはなりません。自分の席で外して行き、席に置いていくようにしましょう。そして席に戻ってから再び着用します。もちろん基本的なマナーとして、ファーや皮革の使われた素材のものは使わないということは頭に置いておかなくてはなりません。
西洋では1級のフォーマルな装いが帽子と手袋を着用するスタイルとされていますが、日本の一般的な葬式では、見かけることはほとんどなく、周りで誰も帽子と手袋をしていない場合は、着けないようにしておきましょう。
装着したいと考える人の中には、マニキュアが派手で隠したいと考えている人も少なくはないのではないでしょうか。しかし焼香の際には必ず外さなくてはならないのでマニキュアをはじめとしたネイルはしていかないようにするのが基本となっています。
現在葬儀のスタイルは、一昔前よりも自由なものが増えてきていることは確かですが、基本的なマナーは守るようにしておかないと失礼に当たってしまうことは確かです。遺族の立場という時にはもちろんですが、会葬者として参列する際にも最低限のマナーは守るように心がけましょう。