北海道の葬儀についての情報ページ

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御香典に独特の習慣がある北海道の葬儀

北海道の葬儀で、特色が表れているのが御香典にまつわる風習です。日本の各地では、御香典の「半返し」や「全返し」が行われていますが、北海道では「会葬御礼」のハガキと粗品だけです。通常は、1000円程度のお茶や砂糖、海苔などを渡し、「香典返し」に充てる場合が多いようです。

これも「相互扶助の精神」が残る土地ならではの慣例といえるでしょう。職場や親類などに対しては、金額に相応の品物や菓子折りなどを、後日お返しするようにしています。また、御香典に対して領収書が発行されるのも、道内では一般的な習慣です。

受付で開封して金額を確認し、その場で領収書を作成することも珍しくありません。香典袋に記入された住所、氏名、金額をもとに、受付の担当者がすべて台帳に転記してくれるため、参列者は改めて記帳する必要がありません。

北海道で葬儀を行うときのポイント

北海道は圧倒的な面積を誇る都道府県です。日本全国の中ではぶっちぎり一位となっており、その広さは近畿地方などの地方全体と比べてもひけをとらないほどです。そのため、北海道内であっても移動のことを常に頭に入れておく必要があります。

例えば南部で葬儀を行う場合、北部に住んでいる方は何時間もかけて移動することになります。その距離は東京から静岡に移動することに匹敵します。同都道府県内での移動とは考えられないほどの移動距離です。北海道内にいるからといってすぐに駆けつけられるとは限りません。

その一方で札幌市は日本五大都市に数えられるほどの大都会であり、交通の便も発達しています。そのため、集まりやすくなっているので葬儀を行いやすいです。また、人口の多い都市でもあるので、葬儀場の数も比較的多く、いくつかの選択肢の中から選ぶことが出来ます。